「骨が無くてもインプラントは出来ますか?」
私たちモンゴロイドには上顎臼歯部の歯根周辺まで上顎洞という副鼻腔が解剖学的に近接しており、インプラントを植立するこたとに充分な骨がないことが多くあります。
しかし最近では様々なアプローチにより、この様なケースの方々へもインプラントが歯科治療の選択肢となるようになりました。
以下に一例を載せてみますね。
ケースバイケースであるのは当然ですが、骨を造ってインプラントを可能に出来ることもあります。
上顎の奥歯、大臼歯部をインプラントして部分入れ歯を避けたいお考えですね。
ところが上顎洞という副鼻腔の骨空洞が口腔領域近くにまであり、インプラントを維持するための充分な骨の量がありません。
こういう場合には上顎洞内に骨を造ってインプラントを保持してもらうようにすることが出来ます。
サイナスリフト法という手術法で行なった術後のレントゲン写真です。
デジタルCTで撮影していますので、インプラントフィクスチャー周囲360度に骨のような白い不透過像が確認できます。
頬側の歯槽骨に開けた小窓から骨を造る操作が行なわれます。
上顎洞底膜(シュナイダーメンブレン)を破かないように上方へ挙上します。
出来た隙間に骨が出来るまでのスペースを取る血液や人工骨を充填します。
インプラントフィクスチャーも同日に植立して差し上げられると、手術は1回で終了します。(サイナスリフト、インプラント植立1回法)







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